首、肩、腕の痛みやしびれとペインクリニック
肩や腕が重だるい、ジンジンする、寝ていてもうずいて目が覚める、腕が動きにくい、
腕が動きにくい、腕を動かしたときに痛みが走る。
こんな症状でお悩みの方はいらっしゃらないでしょうか?
「あ〜それそれ、五十肩や!ほっといたらそのうち治るわ」
などといわれてませんか?
これらの症状の原因の多くは首にあります。
前述に腰の骨と神経の話がありますが、首も腰と同じような造りをしています。
首の骨は全部で七つあり、腰と同じで団子の串刺しのように並んでいます。
そして、この骨一個ずつの間から一本ずつ首の神経が出ています。
そして、首の上半分くらいから延びる神経は頭の方へ、下半分ぐらいから延びる神経は肩から腕、そして指先へと走っています。
これらの神経が何かの原因で悪くなったときに、 首、肩、腕や指先に痛みやしびれが出たり、腕が動きにくくなったりします。
神経が悪くなるというのはたいがいの場合、炎症を起こすという事です。
そうすると血の巡りの調節をしているその神経が走っているところの血流が悪くなります。
結果として重だるさやしびれ、痛みなどが出てくるわけです。
正座や腕枕をしていてしびれたときと理屈は同じです。
ですから治療法としては、神経の炎症を抑えて悪くなった血流を元に戻してあげればよいわけです。
一般的には抗炎症剤や血流を改善するようなビタミン剤を使いますが、ペインクリニックでは神経ブロック治療をする事によって血流の改善をします。
腰の治療と基本的には同じで、お水がしてしおれかけた花に養分と水分を補給して、もう一度元気に咲かせてあげる、というのと同じことだと思っていただいて良いと思います。
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